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2026.09.04

★輪之内町と協働★10年以上続く“地域の文化”を支える ~輪之内町 百歳体操サポーター交流会に参加!~(岐阜県輪之内町)

9月4日、輪之内町で開催された「百歳体操サポーター交流会」にお声かけいただき、リハの木がミニ講話を担当しました。

輪之内町では、10年以上前から地域の集いの場として「いきいき百歳体操教室」が続けられています。町内3か所の防災コミュニティーセンターを会場に、地域の皆さんが週に1回、自主的に集まって体操を実践。地区によっては、毎回30名を超える方が参加されています。

百歳体操の大きな特徴は、いわば「先生いらず」で続けられること。解説付きのCD音源に合わせ、約30分間かけて12種類の運動をゆっくりと行います。CDプレーヤーとちょっとしたスペースがあれば、地域の皆さんだけで取り組むことができます。

10年以上にわたって当たり前のように毎週人が集まり、身体を動かし、顔を合わせる。ここまでくると、百歳体操は単なる「介護予防教室」ではなく、輪之内町に根付いたひとつの「文化」なのだと感じます。こうした取り組みは町外からも注目され、これまで多くの自治体からの視察も受け入れてきました。

そして、この活動を支えているのが地域のサポーターの皆さんです。会場の管理や準備などを「お世話役」として輪番で担い、住民主体の活動を支えてくださっています。そんなサポーターの皆さんが年に数回集まり、情報交換や学び直しを行うのが「百歳体操サポーター交流会」です。

今回は、日頃の知識をブラッシュアップし、これからも元気に活動を続けていただくための機会として、リハの木にお声かけいただきました。ミニ講話のテーマは、「地域の元気を支えるカラダの見かた」
~専門理学療法士と学ぶ 安心して続けられる運動のコツ~

実際に身体を動かしながら、年齢を重ねた身体の特徴や運動するときのポイントを一緒に確認しました。

そして皆さんと改めて共有したのは、「運動を始めるのに、年齢は関係ない!」ということ。何歳になっても、身体を動かす意味があります。大切なのは、自分の身体に合わせて無理なく、そして何より「続ける」ことです。


リハの木は輪之内町から委託を受け、日頃から町内各地区の百歳体操の会場を定期的に巡回しています。長く続けている体操だからこそ、いつの間にか動き方が少し変わっていたり、運動の目的が曖昧になっていたりすることもあります。そこで理学療法士が実際の現場を訪れ、「この運動は、ここを意識してみましょう」「この動きには、こんな意味があります」と、時折“体操のメンテナンス”を行います。

私たちが毎回指導するのではありません。普段は住民の皆さん自身で活動を続け、必要なところで専門職が伴走する。この距離感が、とても大切だと感じています。「住民主体」と「専門職の支援」は、決して相反するものではありません。むしろ、住民主体の活動だからこそ、専門職が定期的に関わり、活動の安全性や質を確認する仕組みをつくる。その積み重ねが、地域活動を長く続ける力になるのではないでしょうか。

こうしたリハビリテーション専門職の活用は、介護予防・日常生活支援総合事業に位置づけられている「地域リハビリテーション活動支援事業」の考え方にもつながります。理学療法士の仕事は、病院や施設の中で一人ひとりにリハビリテーションを提供することだけではありません。地域に出て、住民の皆さんが自分たちの力で健康づくりを続けられるよう、専門性を少しだけプラスする。輪之内町では、こうした専門職との接点が「単発のイベント」で終わらず、日頃の地域活動の中に組み込まれています。

10年以上続く百歳体操を見ていると、この関係性こそが地域の介護予防を長く、そして質の高いものにしていく一つの形なのだと感じます。

サポーターの皆さま、今回もありがとうございました!
これからもリハの木は、地域の皆さんの「いつまでも元気に暮らしたい」を、専門職の立場からそっと支えていきたいと思います。

お問い合わせはどうかお気軽に
リハの木→090‐1562‐1130